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昨年は、政治・経済が混沌としていて、さながら「暗夜行路」のような、お先真っ暗な情けない世相でした。
年末になるにつれて、楽観視していたコンピューターの二○○○年間題が切迫したものにぴっくなってぼっくりしてしまいました。確かに、小さな部品にまで組みこんで、より高度化した機能にすべてを依存し駆使している航空業界・新幹線・船舶業界は勿論のこと、データ処理の各業界(福祉も例外ではありません)のうちの証券業界も「誤作動」の不安から右往左往し年末の欠航はおぴただしく、新年恒例の「大発会」も中止になってしまいました。信じられない程人問が無力であることを感じさせられたことはありません。
干支(かんし)によりますと、今年は、第五香目の「辰=竜年」で、運勢が強く、あらゆる制度改革の幕開けに最も相応しいのではありませんか。
今年は、きっと「福祉のルネッサンス」と呼ばれるような変草の年になりましょう。
「介護保険制度」が、山積みされた問題を抱えながらも、昨年十月に調査が開始され、この四月一日から実施に移されます。老人福祉を、社会全体でサポートすると言う「タテマエ」や良し、しかし、本音は慌しく朝令暮改するような深刻な状況にきっとなりましょう。
しかし、ともあれ、「福祉の里」は、この国の方針に相呼応して、構造を改革し、内部組織間の横の連携と協力を図り、他法人とも手を携えて進めていきたいと考えています。
老人に対して、「安らかな環境」を提供し、「たゆむことのない愛」で抱擁し、「温もりのある老後」をにこやかに過ごしていただけるように、英知を傾けてサポートすることを誓いましょう。

今年は、ケアマネージャーが重要視され、その親身な努力もまた期待されます。
先日、「動書アート」の風間宗拓さんの作品中にあった「臥竜」のように、天高く昇らんとする「辰の年」に是非共肖りたいものであります。
私は、干支第三番目の「寅=虎年」です。「竜虎相打つでなく、相携えて棘の道を切り開いていきたいとひたすら念じております。
「齢」己に老境なれども「気」いまだ良し。
改革の年の門出に先ずは乾杯!! |