美人多しわき見するな

みのり苑顧問  本宮雅吉

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二月に入りプロ野球キャンプの話題も賑やかになってきました。監督の指導法にも個性があり選手の欠点があってもそれについては一言も触れず”お前のここがよいところだ、それもう一息”と毎日呪文のように繰り返すと本人も気がつかないうちにぐんと力がついてくると言っている監督もいます。これは何もスポーッに限って当てはまる事ではありません。どんな職場でも学校でもその人のよいところに注目しそれを伸ばしたいものです。
〃いい母ちやん四つ叱って六つほめ〃またこれはちょっと極端かもしれませんが〃生みの親より青ての親、育ての親よりおだての親〃ともいわれています。

桂太郎(明治後期の総理大臣)の〃にこぽん〃は岩波の広辞苑にちやんとのっています。にこにこしてぼんと肩をたたいてこれは君でなくちやできんから、頼むぞ、といった調子の話し方だったのでしょうか。にこぽんは必ずしもいい意味に便われてきたのではないかもしれませんが、声をかけられた当人は心のなかでは充実感が沸いて人一倍努力したという事です。

平成七年三月、日本顔学会が設立されました。この学会が制定した顔訓十三条をみますと、一が心に充実感のある顔は輝きがある。二、顔はみられる事によって美しくなる。三、顔はほめられる事によって美しくなる(中略)十一、楽しい顔をしていると心も楽しくなる、と続いています。

一昨年の夏だったと記憶していますが東北縦貫道を北上し青森県に入った途端〃美人多し、わき見するな〃という掲示が眼に飛び込んできました。さすが青森!さすが南部!その後何度か往復しましたが、その後この掲示にはお目にかかっていません。今度みつけたらカメラに納め皆様にお見せしたいと思っています。殊にみのり苑に来てから、あの掲示が幻でなかった事を確信するようになりました。

 

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雛まつり

”雛まつり”のルーツは、あまりはっきりしていません。

平安時代には、自分の犯した罪や咎を、紙で素朴な人の形でつくった”形代(かたしろ)”にこめて川に流し、身も心も綺麗にする祭(身勝手で、自分に都合のよいこと?そのもの)であったそうです。

室町時代には、それまでの”立ビナ”から”座ビナ”になりました。

江戸時代になると”ヒナ人形”として屋内のヒナ壇に飾られ、地謡(ぢうた)・笛・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおづつみ)・太鼓の五人囃子・右大臣・左大臣・三人官女・奴を飾り、更には、道具類の櫃・箪笥・机に文箱・ボンボリを飾り、更に、右近の橘・左近の桜・桃の花・ヒナアラレ・赤・白・緑の三段菱餅・白酒と賑やかに飾りつけ、祈りもすっかり変わって、女の子の成長を祝う祭りになったらしいのです。

”節句とは?節供とは?”

七三翁