迂余曲折を再三繰り返し、9月7日地鎮祭をし、漸く着工致しました。
これからは、このエリアに融けこんで、只管、老人に温もりと安らぎを与え、無償の隣人愛を惜しみなく注ぎ、たゆむことのない努力をしていきたいものと考えています。
設計は日本屈指の山下設計が落札し、同社の飯塚氏が専念したもので、建設工事はゼネコンの西松建設が落札し、着工に迫りついたのであります。全館鉄筋コンクリート造りにしたのですが、ゴツゴツした感じではなくて、環境にマッチしたソフトなデザインの建物で、ブロック別にユニット方式を採用して療養者の観察を常時出来るように致しました。
又、老人の好きな温泉浴のための温泉を掘り、全館床暖房にして冬でも20℃以上の寒さ知らずの住環境にし、敷地全体に融雪設備をし、屋内外に池を設け、エントランスにはアメリカから送られるステンドグラスを配してやさしいムード造りをしたものであります。
協カ病院としましては、道路を隔てた公立野辺地病院を始め、デイケア・訪問看護を併設している川上病院、小野寺医院、戸館内科、他にお願いすることにしております。
政治・宗教・信条・職種に偏ることなく、偏ることもなく、横断的視野にたち、真面目な既存の福祉関係者と笑顔で連携をしてまいります。
運営する人連も、従業員も殆どを地元の人にお願いしていくことを基本と致します。特に野辺地地区をセンターとした福祉ゾーンとしての―端の責務を果たす覚悟であります。
兎角滅入りがちな老人が、”ここに来てよかった。”というシンプルな言葉と素直で和やかな笑顔を楽しみにしております。
福祉にこだわりつづける野辺地を中心とする福祉ゾーンの将来に幸あれ!!
理事長 山本冨佐男
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